歴史について

株式会社設立の歴史について

株式会社設立が行われたのはいつからなのでしょうか。
詳しく分かっている範囲では1,602年で、オランダの東インド会社が最初です。
現在、株式会社設立というと収益事業を行うことが目的とされるケースが多いですが、元々は収益よりもリスクヘッジに重点が置かれていたと考えられます。
公開技術がまだ進歩していなかった頃、船でオランダからインドまで孝行するのにはリスクが伴いました。
場合によっては船が沈んでしまって、先行投資した資金を失ってしまうと言ったこともあり得たのです。

この時期には金融に関する様々な技術が進歩したと考えられています。
たとえば、簿記の技術が発達したのもこの頃だと考えられています。
1回の航行によってどれだけの収益を得られたのかを計算するためには、簿記の技術が必要とされたのです。
現在の複式簿記はこの時期に作られたものを継承していると言えるでしょう。

歴史的に見た場合、保険についてもこの時期に発達したと考えられます。
保険会社は最近になって統合が行われ、かつての名前がなくなったものもありますが、現在でも「海上」という言葉が使われることがあります。
これはやはり航行するときのリスクを分散するためのものだと考えられます。
金融技術の多くはこの時期に誕生し、それが現在でも応用されていると考えられるのです。
株式会社設立もこの時期に考え出されたもので、航行によるリスクを回避するためのものだったと考えられます。
もしも船のすべてがうまく航行できなかった場合、投資した資金の前額を失ってしまうと言ったこともあり得るのですから、大金を投じたくないと考えるのは自然なことでしょう。

また、多くの資金を捻出できない人からも資金を調達したいと言うこともあって、資金調達を小口にするといった目的でも用いられました。
一例を挙げれば、1億円かかれば、ポンと出せる人は少ないでしょうが、100万円の資金を出せる人ならいくらかはいるでしょう。
このような人を100人集めれば、1億円を捻出することができ、資金調達が可能です。

歴史的に見れば、株式会社設立の目的は変遷をしてきていますが、基本的な組織構造は当時と変わってはいません。
細かい部分では変わっていて、たとえば上場された株式を簡単に取引できるなどの進歩は大きいと考えられますが、株主の権利についての考え方や、利益の分配などは、歴史的に見て最初の株式会社設立とは大きな変化はないのです。

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